0歳児の発達を促す「おきあがりこぼし」
おきあがりこぼしって?
おきあがりこぼしは、昔からあるおもちゃの一種です。実はおきあがりこぼしは、低月齢児にとってもオススメのおもちゃなんです。それは、軽い力で押す事が出来、倒してもまたすぐ起き上がるという他のおもちゃにはない性質があるから。最近では、運動や視覚的要素に加え、やさしい音や楽しいメロディーを奏でるものが販売されていて、更に知育効果が上がっています。
月齢別!おきあがりこぼしの使い方
おきあがりこぼしの対象年齢は0ヶ月から。1歳になるまでのおこさまに重宝するおもちゃです。
0ヶ月(新生児期):保護者の方が音を鳴らして赤ちゃんに聞かせます。おきあがりこぼしを傍に置いておいて、偶然に手が触れられるようにします。そうすることで、だんだんと周囲にあるおきあがりこぼしや、その他いろいろなものに興味を持ち始めます。
1ヶ月~2ヶ月(注視・追視ができてくる時期):追視ができるようになるのはこの頃です。おきあがりこぼしの倒れたり起き上がったりという動作を見やすい位置(目から30-40cmあたり、慣れてきたらそれより遠く)で見せてあげましょう。視覚(追視)のトレーニングになります。
3ヶ月~4ヶ月(首が据わってくる時期):首が据わるようになると、手足の動きもより盛んになってきます。おきあがりこぼしを傍に置いて、偶然ではなく、自発的に触って遊べるようにしましょう。生まれてから3ヶ月頃までは、受動的な行動が大半を占めますが、3ヶ月を過ぎたあたりから自発的に行動することを教えるよいキッカケになります。自発的に何かをしようと思う原動力は「興味」。おきあがりこぼしは、この頃に適度な刺激を赤ちゃんに与えてくれます。
5ヶ月~6ヶ月(寝返りをする子が多くなる時期):体を自分の意思で動かすことが以前よりも上手になります。保護者の方が、おきあがりこぼしを赤ちゃんの顔が向いている方から反対側におく素振りを見せたり、おきあがりこぼしを手が届くか届かないかくらいのすこし遠くに置くと、寝返りやその他の運動が促されます。
7ヶ月~8ヶ月(ずりばいをする子が増えてくる時期):ずりばいをして自分で移動しながら、おきあがりこぼしで遊ぶようになります。おきあがりこぼしは、少しでも触れると反応があるので、また触りたい!追いかけたい!という気持ちを促します。全身の筋肉をつけるトレーニングにもなります。
※月齢に応じた発達には個人差があります。
月齢が進むにつれて、発達に応じた遊び方を何通りにも変えられ、かつ生まれて間もない0ヶ月から使用できるおきあがりこぼしは、知育・運動面の発達に役立ちます。
おきあがりこぼしの種類
素材:布、プラスチック、木、ビニール製
音:鈴、効果音、メロディ
オススメのおきあがりこぼしについては改めてご紹介いたします!