便利すぎる!モニター(ディスプレイ)
マルチモニター
マルチモニターとは、PCにモニター(ディスプレイ)を接続して、ひとつのデスクトップとして利用することです。または、そのように設定されたモニターのことをさします。別名[マルチディスプレイ]ともいいます。
例えば、ノートパソコン+別売りのモニターで使用したりします。この場合、ノートパソコン1台のみの使用より、作業効率がぐんとアップするという利点があります。
※今回は、PC作業やYoutube等の動画再生などで使用する場合のオススメモニター(ディスプレイ)をご紹介致します。記事が長いので、モニターの説明を割愛したい場合は、「オススメのモニター」まで下にスクロールしてください。
モニターの2種類のモード
マルチモニターの使い方は大きく2種類あります。「拡張モード」と「複製(ミラー)モード」です。
「拡張モード」は、複数のディスプレイを一つの画面として扱えます。一番ポピュラーな使い方です。「複製モード」は複数のディスプレイに同じ画面を映します。仕事で、パワーポイントを使用しての会議・発表をする場合に使用されることが多いです。したがって、主に業務用途で使用することが多いと思います。
マルチモニターでこんなに便利に!
PCを操作していて、①いくつもタブを開きたいけど、画面におさまりきらない②絵・写真などの編集をしたいけれど、パレットが邪魔でうまく編集できない③動画や画像を大きな画面で見たい④調べものをしながら同時進行で編集したい・・・など、PC一台のままでは、使いにくいな、もう少し画面が大きかったらな、と思うことありませんか?これらを一挙に解決してくれるのがモニター(ディスプレイ)です。一度使用したら、やみつきになるほど操作性が向上します。
モニター(ディスプレイ)の選び方
特にサイズ・液晶画面・パネル方式・視野角・入力端子は重要です。
サイズ・・・インチで表示してあります。使用環境によりますが、ノートパソコン+別売りのモニターで使用する場合、モニターのサイズは大きすぎず小さすぎない24型くらいがベストだと思います。また、横:縦の比率が4:3の[スクエア]タイプと、16:9の[ワイド]タイプがあります。[スクエア]は従来からある液晶モニタで、それに比べてワイドタイプの方が横長になっています。
液晶画面・・・[光沢(グレア)]と[非光沢(ノングレア)]タイプがあります。
[光沢]のメリットは、画面の色が綺麗で静止画や動画にむいていることです。デメリットは、目が疲れやすいことです。[非光沢]のメリットは目が疲れにくいことや、画面に傷がつきにくいことです。デメリットは、光沢タイプのものより発色が劣ることです。綺麗な映像が見たい人は[光沢]を、主に作業用PCとして使用するなら[非光沢]タイプがいいでしょう。おこさまと、動画を見たりすることがある場合は、傷に強く目が疲れにくい[非光沢]タイプが断然オススメです。
パネル方式・・・主に[TN]・[VA]・[IPS]の3種類があります。TNが低価格で、IPSが高価に設定されている場合が多いです。しかしながら、今現在では、TNとIPSでも価格幅が狭まってきているので、お好みのものを選択することをオススメします。
[TN]のメリットは、応答速度が速いことです。デメリットは、画質があまりよくないことです。[IPS]のメリットは、視野角が広く、画質が良いことです。デメリットは応答速度が遅いことです。応答速度が遅いと言っても、レーシングゲームなどの高速の動画でなければ、あまり気にならない程度です。[VA]は応答速度・視野角・画質のどれもが、[TN]と[IPS]の中間程度になります。実際に家電量販店で、[TN]・[VA]・[IPS]の3種類を比較しましたが、[TN]は思った以上に視野角が狭く、少しでも斜めから見ると、画像が見えにくいです。特に明暗の表現が甘く、動画再生などで暗い場面では、何が映っているのかよくわからないと感じました。動画を見ることがあるなら、断然[VA]か[IPS]がオススメです。[VA]は、視野角の面でも応答速度の面でもさほど気になる点はありませんでした。[VA]か[IPS]のどちらに選ぶかは、好みだと言えます。[IPS]の方が高価な物が多いのでそちらの方がいいのだろうか?と思いましたが、実際見てみると、私の場合はどちらかといえば[VA]の方が好みでした。モニターがたくさん置いてある家電量販店は少ないので、参考になれば幸いです。
視野角・・・ディスプレイなどを斜めから見た場合に、どの位の角度まで画面を正常に見ることが可能かを示す指標のことです。これはかなり重要ポイントです。「178゜/178゜(左右/上下)」のように度数で表されます。モニターを正面から見た所(0°)から上下左右に178゜まで傾いても綺麗に見えるという意味になります。ちなみに視野角の最大値は180°です。170°以上のものがいいと思います。
入力端子・・・パンフレットなどに、対応しているケーブルの差し込み口の有無が書いてあります。
HDMI端子・・・ケーブル1本で映像・音声を入出力できるケーブルです。ChromecastやAmazon Fire TV Stickなども挿すことが出来ます。
最大解像度・・・画面のきめ細かさを示すものです。数値が大きいほど画面がきめ細かで綺麗に見えます。同じサイズのモニターなら解像度はさほど変わりません。
応答速度・・・色を変える速さを表しています。現在一番早いものは、1msです。1msは1/1000秒のことです。一般的なモニターの応答速度は10ms、5ms程度です。一般的なPC作業や高速な動画以外の使用方法ならあまり応答速度にこだわる必要はありません。
輝度・・・ディスプレイの画面がどれくらい明るいのかを数値で表したものです。数値が大きいほど明るく、小さいほど暗いということを意味しています。300cd/m2 以下であれば十分な性能です。
コントラスト比・・・最も明るい表示状態(白)と最も暗い表示状態(黒)の輝度(明るさ)の比率のことです。 コントラスト比「1000:1」の製品は、黒の輝度を1としたときに、白の輝度がその1000倍であることを表します。 コントラスト比が高いほど色の違いがくっきりと表現された鮮やかな表示になります。
最大表示色・・・ディスプレイが表現することの出来る色の数のことです。RGB各色が8bitの256
一般的なPC作業やYoutubeなどの動画再生などで使用する場合のオススメのモニター(ディスプレイ)のご紹介です。サイズ(およそ24型)、液晶画面(非光沢方式)、パネル方式(VAまたはIPS)、視野角(170°以上)、入力端子(HDMI対応)のものがオススメです。
iiyama XB2481HSU-B1
(サイズ)23.8インチ、液晶画面(非光沢)、(パネル方式)VA、視野角(178/178)入力端子(HDMI端子、DVI-D端子、D-Sub)、サイドにUSB2.0ハブ搭載(2ポート)。その他、ちらつきを低減させるフリッカフリーLEDバックライト技術を搭載、ブルーライト低減機能、フルHD(1920×1080)の解像度に対応しており、16:9のBD-Video再生や高画質画像などワイド画像を最適に表示することが可能です。2W×2のスピーカー搭載。また、使い勝手の良い昇降スタンドはとても評価が高くオススメです。[高さ130mm調節可能、90度回転、スウィーベル機能搭載(左右各45°)]
I-o DATA EX-LD2381D
(サイズ)23.8インチ、液晶画面(非光沢)、(パネル方式)i-o DATA独自のADSパネル方式、視野角(178/178)入力端子(HDMI端子、DVI-D端子、アナログRGB)、フリッカーレス機能搭載、ブルーリダクション(ブルーライト低減機能)搭載、フルHD(1920×1080)の解像度に対応、1W×2スピーカーを搭載。コスパのいいモニターです。
LG 24MP48HQ-P
(サイズ)23.8インチ、液晶画面(非光沢)、(パネル方式)IPS、視野角(178/178)入力端子(HDMI端子、D-Sub)、フリッカーセーフ機能搭載、ブルーライト低減機能搭載、フルHD(1920×1080)の解像度に対応、スピーカー・DVI・USBハブは非搭載です。