保育士ママのなるほど!育児-Kumama-

現役保育士の一児のママのブログです。こどもの発達の過程にもとづいて、月齢・年齢に合わせた遊びや、発達を促すおもちゃを紹介します。★全国保育士養成協議会の会長表彰を受賞★

トレパンマンを使用してみた感想

トイレトレーニング

現在1歳2ヶ月の息子。ただいまトイレトレーニングを実施しており、夜中のおしっこを除いて、ほぼ全ての排泄をトイレで出来るようになってきました。上手くいかないこともあるのですが、現在は時間を決めて、綿のパンツも使用するようになりました。綿のパンツを使用する前にトレパンマンを使用していたので、その時の様子をご紹介したいと思います。0歳からのトイレトレーニングの記事はこちらです。

hoikumama.hatenablog.jp

トレパンマン

トレパンマンはトイレトレーニング専用のオムツです。一般的なオムツは、吸水力を高めているのに対して、トレパンマンは濡れた感じが分かるように作られています。

このようなオムツは現在ムーニーのトレパンマンだけとなっています。オムツの10倍濡れた感じが分かる構造になっているので、子ども自身がおしっこが出たことがわかり、ママに伝えるきっかけを作ります。適応体重は9-14kg、おしっこ2回分の吸収力もあります。

使用したきっかけ

トレパンマンを使用しようと思ったきっかけは、息子がトイレに行くことを嫌がるしぐさをするようになったからです。トイレトレーニングを楽しく進めたかった私にとって、これは大問題でした。息子は4ヶ月の頃からトイレに行っているので、トイレに行くのが当たり前になっていたのですが、それよりも最近は自分のしたいことを優先したいという気持ちが強くなってきたのです。この気持ちは、自我の芽生えですので成長の証として受け止める一方で、トイレで排泄して欲しいという願いも捨てきれない・・・。そこで、自分からトイレに行きたくなるような工夫を始めました。その一つがトレパンマンの使用だったというわけです。

オムツから一気に綿のパンツにしても良かったのですが、出かけ先でおもらしをされるのも困りますし、綿パンツは保留してとりあえずトレパンマンを使用しました。

トレパンマンを使用した頃の様子(1歳1ヶ月、8.9kg~)

口コミでは、尿意を教えてくれるようになったというプラスの口コミや、濡れた感じがしているのか分からないとマイナスの口コミもあり賛否両論でした。では、実際使用した時の様子を記述していきます。

1日目:新しいオムツに興味深々。息子の場合、すでに1日に2種類のオムツを使い分けていたので、トレパンマンも含めると3種類のオムツを使い分けし始めたことになります。青いことと、レックス(恐竜のキャラクター)が気に入った様子。排泄の成功率が高い日だったので結局濡らさずに一日を終える。夜中のオムツは、必ず濡れるので吸水力のある別のオムツを使用しました。

2日目:はじめてトレパンマン使用時におしっこが出る。違和感だったのか、オムツを叩いてアピールする。トイレに連れて行き、オムツを脱がす。おしっこがでないだろうと思いながらも一応トイレに座らせるが、案の定出ない。「オムツにおしっこすると気持ち悪いね。トイレでした方が良いね」と言って、すぐにトイレから降ろし、またトレパンマンを使用する。

3日目:排泄の時間をだいたい把握しているので、その時間になったら「トイレに行く?」と誘ってみる。その頃、首を横に振って行かないとアピールすることもあったのだが、トレパンマンに変えてから、素直に行くことが増えた。

約1ヶ月後:1パック(36枚)使いきる。(夜のオムツと外出先のオムツは別の物を使用)この1ヶ月の中で、もっとも使用頻度が高いものはトレパンマンであった。

トレパンマンの感想

結果的に、トレパンマンは息子には合っていた様子でした!

特にトイレに行く?と誘うと「うん」と言う回数が増えたこと、オムツをたたいておしっこが出たことを知らせる回数が増えたことがトレパンマンの効果だったと言えます。トレパンマン1パックを使いきったあとに前のオムツに戻すと、トイレにいきたがらなくなってしまった(後戻りしてしまった)ので、再度購入の経緯に至っています。

トレパンマンの口コミと解決策

トレパンマンの口コミに賛否両論あったのは、使用方法の工夫の仕方がそれぞれの家庭で異なることが大きな理由だと思います。では、トレパンマンを上手く活用するにはどうしたらいいのでしょうか?私の意見をまとめてみました。

トレパンマンの活用方法

①オムツに排泄したら、すぐに取り換える・・・トレパンマンは、濡れた感じのするオムツなので、"濡れた"と感じたら、すぐに取り換えてあげることが大事です。(おしっこおしらせサインを見てすぐ替えられます。)このサインを見逃して、濡れた感じのままの状態を維持すると、それがこどもにとって普通のことになってしまいますので注意です。

②違和感を体験する・・・今までのオムツの使用方法が、排泄をしたらすぐにオムツを取り替えることが多かった子の方が成功率が上がるのかなと思います。その方が、濡れていることを"違和感"として捉えやすいからです。また、トレパンマンを機に違和感を体験するのもひとつの方法だと思います。

③他のオムツや綿パンツの補助的な役割として使う・・・トレパンマンで違和感を感じやすいように、他のオムツまたは綿パンツとで使い分けをすると良いと思います。例えば、一般的なオムツの補助として使う場合には、普段はトレパンマンを使用し、忙しくてオムツの交換が出来ない時や外出時に一般のオムツを使います。こうすることで、おしっこをした時の違和感を感じ取れるようにします。綿パンツの補助として使用する時には、普段は綿パンツを使用し、外出時やおもらしをして困る場所ではトレパンマンを使用します。ママの負担が大幅に軽減されます。

以上の3点が特に重要だと感じました。ちなみに息子は8.9kgなので、トレパンマンは若干大きめですが、漏れることはありませんでした。トレパンマンは補助的な役割として使用するにはもってこいの商品です。

男の子用

女の子用