保育士ママのなるほど!育児-Kumama-

保育士経験のある一児のママのブログです。こどもの発達の過程にもとづいて、月齢・年齢に合わせた遊びや、発達を促すおもちゃを紹介します。★全国保育士養成協議会の会長表彰を受賞★

手づかみ食べはいつからいつまで?手づかみ食べの大きなメリットとママのストレスを軽減する対策法

手づかみ食べとは?

手づかみ食べとは、スプーンやフォークなどの食具を使わずに食べ物を手で口に運び食べることです。特に離乳食時期の手づかみ食べは、周りをぐちゃぐちゃにしてしまったりと片付けも大変ですよね。しかしながら、赤ちゃんが食べ物や食事に興味や意欲が湧いてきた証でもあり、大切な成長過程のひとつです。

手づかみ食べはいつから?

早い子では、離乳食中期の生後7ヵ月頃、一般的には離乳食後期の生後9ヶ月頃が手づかみ食べのスタートです。ただし、手づかみ食べをする時期には個人差があり、1才を過ぎてから手づかみ食べをするおこさまもいます。

離乳食は生後5、6ヶ月を目安に開始することがWHOでは推奨されています。生後9~11ヶ月頃の離乳食後期には、食べ物もある程度の固さのものへ移行しているので、手づかみ食べを行う子も多くなります。

もっと低い月齢(離乳食初期や中期)から、食べ物に強い関心を持てた場合は、食べ物を手で触る動作を頻繁に行うこともあるでしょう。この頃は、食べ物の形状が液状・ドロドロ状・豆腐くらいのやわらかさなので、保護者の方は困ってしまうことも多いものです。しかしながら、手づかみ食べを行うことによって摂食機能の向上につながるので出来る限り見守りましょう。

手づかみ食べのメリット

  • 視覚:目で食べ物の位置、大きさを確かめる
  • 触覚:手で触って、質感・固さ・温度等を確かめる
  • 食感:食べて味を知る
  • さらに、においを確かめたりしながら、五感をフルに使って物を確かめるという動作が出来る
  • 五感で感じながら、実際に自分自身で食べることにより様々な機能を協調・連動させることが出来る
  • 自分で食べたいという欲求を満たせる
  • どのくらいの強さで持てばいいのかを学べる

このように手づかみ食べにはメリットがたくさんあります。外出先など汚されたくない際には控えめにし、自宅ではある程度許容していけるといいですね。

手づかみ食べと上手に付き合うには?

手づかみ食べを出来るだけ見守りたいけど、たくさんこぼして食事ができないというのも困りますよね。手づかみ食べと上手に付き合うにはいくつか工夫できることがあります。

  • 本当に触って欲しくないものは、こどもの届くところには置かない
  • 手づかみ食べをして欲しいものは、食べやすい所に置く
  • 手づかみ食べをしたい欲求をある程度は満たせるようにする
  • 汚れても良いように、エプロンをしたりテーブルの下にビニールや新聞紙を敷いたりして後片付けが楽になるようにする
  • 食べ物を持ちやすい大きさにする。(おにぎりやゆで野菜など)
  • 汁物は少量にして、こぼれても被害が少ないようにする
  • こどもの食べるスピードに出来るだけ合わせる
  • 朝・昼・夜の食事だけではなく、おやつの時間に手づかみ食べを練習する
  • 一口量での手づかみ食べに慣れてきたら、わざと大きめの食材を用意して、自分で一口量が把握できるようにする

手づかみ食べをしない。原因や対処法は?

食事に対する興味・関心の強さは、おこさまによってさまざまです。その為、手づかみ食べにおいても関心をあまり示さない子がいるのも当然です。しかしながら、手づかみ食べをすることは、おこさまが自分自身で食事をする第一歩ですし、メリットも多いので、手づかみ食べをして欲しいと願う保護者の方も多いはず。手づかみ食べに興味を持ってもらえるようにする工夫についてご紹介します。

  • お腹が空いている時に食事の時間を設ける(食事間隔をあける)
  • 食事を楽しい場にする
  • 食への興味を持てる場を食事以外で作る(絵本やおままごとで食べ物について知らせるなど)
  • 手づかみ食べが出来るメニューにする
  • 食べさせてもらえることを当たり前にしない
  • 手づかみ食べをする様子を見せる
  • 上手に口に運べなくても、おこさまが自分でやったことを認める・褒める
  • 食事の間中ずっと集中力を保つのは難しいもの。ある程度練習出来たら一旦やめる

手づかみ食べはいつまで?

スプーンやフォーク、お椀などの食具を上手に使えるようになると、次第に手づかみ食べも減少していきます。スプーンやフォークは1歳頃から練習し始めて、自分で満足に使えるようになる完了の目安は2才6ヶ月です。その為、2才6ヶ月頃になると普段は食具を使って食べ、おにぎりやパンなどの手づかみ食べをしても良いメニューでは上手に手づかみをして食べるようになるでしょう。食具を使う時と、手づかみ食べをしていい時の違いについてもこの頃把握できるようになるでしょう。したがって、1才になったばかりの頃は、手づかみ食べが多く、月齢を重ねるごとにスプーン・フォークと手づかみ食べが両立し始め、だんだんと食具を使う割合が多くなってくるでしょう。

まとめ

手づかみ食べは、おこさまの大切な成長過程のひとつです。手づかみ食べと上手く付き合いながら、しだいに食具を上手に使えるように移行できるといいですね。

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