保育士ママのなるほど!育児-Kumama-

保育士経験のある一児のママのブログです。こどもの発達の過程にもとづいて、月齢・年齢に合わせた遊びや、発達を促すおもちゃを紹介します。★全国保育士養成協議会の会長表彰を受賞★

0歳からのジャンケン

ジャンケン

手でグー・チョキ・パーを使って勝敗を決めるジャンケン。勝敗を理解できるようになって、しっかり理解して友達と遊べるようになるには早くても3歳以上児~かと思います。でもジャンケンって違う遊び方もできるってご存知ですか?今回は0歳からでも遊べるジャンケンについてのご紹介です。

発達に合わせたジャンケンの方法

ジャンケンはリズムに合わせながら、記憶・予測・ルールが学べる楽しい遊びのひとつです。けっこう高度な遊びですよね。では0歳からどうやって遊ぶのか?年齢別にご紹介致します。

0歳・・・まずはリズムあそびです。じゃんけんぽん!あいこでしょ・・・と軽快なリズムを楽しむ子は意外と多いものです。いつもゆったりしている童謡に慣れている子ほど、軽快なリズムを聞くとこの音楽はいつもと違うぞ!と反応してくれたりします。そして6ヶ月頃になっていないいないばぁを楽しめるようになったおこさまは、記憶力もついてきています。例えば、じゃんけんぽん!といって必ずパーを出して、それからおこさまをくすぐったりすると喜びます。これを何度か繰り返すうちに、ジャンケンしたら、くすぐってくれるだろう・・・と予測して遊べるようになります。この時期のジャンケンでは記憶・予測を重視したトレーニングに最適な遊びとなります。

1歳・・・上記の遊び方で記憶・予測ができるようになってきたら、予測に反して違う形(パー以外のチョキやグー)が出ることもあることを学びます。じゃんけん→パー→くすぐってくれるという流れだった遊びが、あれ?予想と違うぞ・・・ということになってきます。はじめに慣れている[ジャンケン→パー→くすぐり]で遊び、その後にパー以外のチョキやグーを出してみてこどもの反応を覗います。いつもと違うね、と言いながら最後にはお楽しみのパーを出してくすぐります。この遊び方を繰り返すうちに予想していたものと違うことが起きること・何度も挑戦していたら予想通りのものがでてきたという喜びを味わえます。また、手でパーの形を真似させて遊ぶのも楽しいです。1歳になると意識的に手をパーの形にできる子も多いので、リズムに合わせてパーの形にすることでリズム感や真似をする力を育みます。この頃、この遊びと平行して意識的に手をグー・パーの形にする遊びをすると運動能力が高まります。手は第2の脳と呼ばれる程重要なものです。これらの遊びを通して運動能力や脳の発達を促します。

1歳6カ月・・・スプーンやフォークの練習などをしているおこさまも多いと思います。以前より手先が器用になってきたなと感じたら、少し難しいチョキの形を練習してみましょう。チョキはけっこう難しい手の形になりますので、はじめはなかなか出来ないです。カニの絵を見せてチョキチョキと練習させたりすると良いでしょう。はっきりとチョキの形でなくても、なんとなく似た形になってきたら、以前より意識的に手を細かく動かせるようになってきた証です。たくさん褒めてあげましょう。

2歳・・・2歳になると何歳ですか?と聞いて2歳の[2]を手で表す遊びもしてみましょう。チョキの形は数を表す場合もあることが学べます。グー・チョキ・パーの形を意識的にできるようになったら遊びの幅も広がります。余談ですが、チョキが上手に出来るようになるとはさみの練習も始めやすいです。はさみの練習を始める時期はご家庭によって様々でしょうが、出来るようになるための土台作りには手を動かす運動が最も大切ですので、ジャンケンを取り入れるのも効果的です。グー・チョキ・パーができるようになったら(または、それなりに真似しようとするようになったら)♪グーチョキパーでなにつくろうの手遊びもしてみましょう。リズムに合わせて手を動かすので、ある程度の速さで手を動かせるようになります。

3歳・・・いよいよ勝敗を伝えて、一般的なジャンケンの遊びをしてみましょう。ルールを学ぶということは今後の社会生活の中でとても大切なことです。ジャンケンのルールも何度も何度も繰り返し伝えることで理解が深まります。

ジャンケンってすごい!

ジャンケンは、記憶・予測・ルール・リズム感・運動能力などの向上にとても役立つ遊びです。ざっくりと年齢別に遊び方をご紹介致しましたが年齢ではなくおこさまの発達に合わせた遊びをすることが一番大切です。ゆったりと楽しみながらジャンケンであそんでみてはどうでしょうか?(*^_^*)

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