保育士ママのなるほど!育児-Kumama-

現役保育士の一児のママのブログです。こどもの発達の過程にもとづいて、月齢・年齢に合わせた遊びや、発達を促すおもちゃを紹介します。★全国保育士養成協議会の会長表彰を受賞★

はじめての絵本たいむ-いろ-

はじめての絵本たいむ

[はじめての絵本たいむ]とは、本のサイズから価格、内容など、本のすみずみまでパパとママの声を取り入れてうまれた、人気絵本作家たちが贈る新しい赤ちゃん絵本シリーズです。今回はその中でも、絵本[いろ]についてのご紹介です。

絵本[いろ]

色は、赤・緑・青・白・黄色・橙色・桜色・紫・黒が登場します。色にはいろいろなものがあるということが分かる絵本です。

背景が全てのページで白色になっており、各ページで紹介している色が映えるのが特徴です。また、「あかいものは、りんご、とまと、いちご」「みどりのところもあるよ」など、身近な食べ物や生き物の色の特徴を一色のみ紹介するのではなく、他の色もあることについても触れます。こういう絵本は、低年齢児の絵本ではあまりないのでおこさまの"気付き"に役立ちます。わたしは、はっぱの色づきが変わることを紹介しているページが好きです(*^_^*)

虹色のページは鮮やかでキレイですし、色が混ざると黒になることについても紹介しますので、色に興味を持ち始めたおこさまにぴったりの絵本です。興味を持ちやすい年齢は、1歳6カ月~3歳くらいだと思います。しかしながら、絵が大きめでカラーもはっきりとしたものが多いので1歳6カ月未満のおこさまも興味を示すと思いますし、3歳以降でも色について改めて考えるきっかけをつくるには適した絵本だと思います。