把握反射を刺激するおもちゃ
把握反射
生まれたばかりの赤ちゃんは、原始反射という動きをします。これは、成長とともに失われていくものなのですが、私は反射を利用して、運動機能の向上や脳の発達を促すあそびを特に大切にしてきました。今回は把握反射(手や足に何かが触れると握ろうと指を曲げる動き)を刺激する遊びについてご紹介いたします。
把握反射を使ったあそび
生まれたばかりの赤ちゃんは基本的に手足を曲げて手もギュッと握っています。まずはこの緊張を解いてあげてから把握反射を使った遊びをします。腕や手を優しくマッサージしてギュッと握っていた手をすこし緩めたら、スタートです。ママやパパの小指を赤ちゃんの手に触れさせます。すると把握反射で赤ちゃんは指をギュッと握ってきます。うーん・・かわいい(*^_^*)♪ギュッと手で握ってくれた保護者の方の小指をゆっくり上下左右に動かして赤ちゃんの腕や手の運動をしましょう。手を広げたり閉じたりする動きが今後すごく大切になってきますので、一番最初の動きからまた何度か繰り返します。ちなみに把握反射の時期は生まれてすぐ~生後4~6ヶ月頃消失します。この時期にたくさん反射を利用してトレーニングさせてあげると良いと思います。
把握反射にオススメのおもちゃ
上記の遊びに慣れてきたら、おもちゃも使ってみましょう。この運動を促すおもちゃを選ぶときに一番大切なことは、赤ちゃんが自分ひとりで持つことができるおもちゃであるということです。つまり、持ちやすい重さ・大きさ・形状であることが大切です。おもちゃ屋さんに行ったりインターネットで調べたりして私が検証してみた結果、一番持ちやすそうなものはアンパンマン ベビー フレンドベルでした。
アンパンマン ベビー フレンドベル
持ち手の部分には凹凸があって、小さな手でもギュッと握りやすいです。この輪っかの部分の大きさも絶妙で握ったあとおもちゃがずれにくく、自分の力で長時間持っていられます。緑・赤・青の鈴からは優しい音が聞こえます。星の部分は回すとカチッカチッと音が鳴るようになっています。他にもガラガラなどを購入して持っていたのですが、一番最初にしっかりと自分で持てるようになったおもちゃはこの商品でした。どのガラガラを購入しようか迷っている方には私はコチラをオススメします。ご参考になれば幸いです☆